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「風のまにまに号」シリーズの第2弾はクリスマスにぴったりのお話です。あなぐまビルのぼうけんシリーズは、細かな季節と自然の描写が読みどころなのですが、第1作目が木の葉の舞い降りる秋から始まったので、今度は雪の降り積もる冬まっただ中のお話です。
積荷のクリスマスツリーを船いっぱいに積み込んで冬の運河を進む風のまにまに号でしたが、あと1日でクリスマスという時に川の水が凍ってしまい、氷の中に閉じこめうれてしまいます。ボトリーの港まで帰ることができれば、はたねずみマティの所で暖かいクリスマスを迎えることができるのに、このままでは船の上で食べ物もなくさみしいクリスマスになってしまうばかりか、積荷のツリーを届けることもできません。そんなビルとイジーの前に、ちょっとずるがしこいキツネのパーカーが現れたのが事の始まり、次々と不思議な出来事が起こります。果たしてビルとイジーは素敵なクリスマスを過ごすことができるのでしょうか?
今回は、いつも登場する宿敵のどらねこビッグは出て来ません。その代わり、町に出かけたビルが道に迷ってイジーとはぐれてしまったり、その間にある素敵な計画を思いついたイジーが泥棒に間違えられながらも奔走したりと、次に何が起こるのか興味がつきないドキドキの内容となっています。はぐれてしまったビルとイジーの、それぞれ別の視点から同じ時間軸を描いてみせたり、巧みな語り口で飽きさせずに楽しませてくれます。
偶然、町の小さなショーウィンドウで精巧なエンジンの模型を見つけてしまったビルは欲しくてたまらなくなりますが、それを買うには到底お金が足りません。それよりもイジーの欲しがっていたハーモニカをクリスマスプレゼントにと買ってから一旦そこを立ち去るのですが、後にこの工ンジンの模型をめぐって状況がニ転三転します。
結局は2人とも、お互いにかけがえのないパートナーにただ素敵なプレゼントをしてあげたい一心でかえって空回りしてしまう。まるで「賢者のクリスマス」のような展開ですね。みなさんは今夜どんなクリスマスをお過ごしですか?
風のまにまに号

とても面白そうな内容ですね
ぜひ読んでみたくなりました
素敵なクリスマスを過ごしたいなぁ~
Minaさん、こんにちは。
またクリスマスの季節になりましたね。
クリスマスを題材にした絵本や児童書はたくさんありますが、「船のクリスマス」は素朴な味わいが出ていておすすめですよ。本屋さんにはなかなか置いてないと思いますが、ぜひ読んでみて欲しいです。
ビルとイジーには恋人も家族もいないのですが、それでもせいいっぱい記念になるクリスマスを過ごそうと努力する・・。そんな姿がたまらなくいいんですよね。
こんにちは。
初めてここにきました。
船のクリスマスを取り上げているなんてちょっと感激ですね!