
日常の暮らしの中でちょっと気になる悩みや願望を、「プチ」お祓いでいますぐ解決してしまおう、というガイドブックです。「プチ」という軽いノリがいいですね。最近はスピリチュアルなものに対する世間の関心も高まっていて、この本の著者の江原啓之さんはスピリチュアル・カランセラーとしてTVなどにもよく登場している人です。でも、この本に書かれていることは、あまり専門的な精神世界系の話ではなくて、ごく日常のあたり前のことなので、ちょうど「風水」のガイドブックと似たような感じだと思います。
扱っている内容としては、
- 幸運を招くお祓い
- 恋愛に効くお祓い
- 仕事がうまくいくお祓い
- 人間関係がよくなるお祓い
- 心霊写真を撮ってしまったらどう処分する?
- 厄年を無事乗り切るには?
- 鏡や人形が壊れたり、不吉なことが起こったら?
好きな人に気持ちを伝えるには、まずはCDの貸し借りから始めれば、モノにオーラが付着して念が伝わる、という「CD法」とか、気分が沈んで自分に自信が持てなくなったら昔のアルバムを読み返して、愛されている自分を再確認してポジティブなエネルギーを充電しよう、という「アルバム法」とか、言われてみれば当たり前のことなのですが、改めてスピリチュアルな観点から解説されると説得力があるものです。
いろいろ読んでみて気付かされるのは、この本で書かれている身の回りの「ちょっとスピリチュアルな知恵=プチお祓い」というのは、私たち日本人の古来からの風習の中に根付いていた、風水なんかよりも身近なものなんだなあ、ということです。
ひとつの例として、「おみくじで大凶を引いてしまったらどうする?」という設問に対する回答を読んでみると、本来おみくじというのは、神様からいただく「助言」なので、大凶や凶を引いてもあまり気にしなくていい。だから吉とか凶ではなく、そこに書いてある文章にメッセージを読みとるべきなのだ、と解説されています。さらには、何に対しての助言をもらいたいのかをあらかじめ心に決めて、強く心に念じながら引くと、求めているアドバイスが与えられるものなのだそうです。これって、まるで今流行の「魔法の杖」と一緒ですよね。おみくじにそんな具体的な効用があるとはつゆ知らず、私などは随分いいかげんな「引き方」をしては、勝手に一喜一憂していたんですね・・。
巻末に「オーラカラー診断」や「憑依体質診断」など占い的なコーナーがあったり、付録で切り取って使えるお札シールが付いてたりもして、一冊でいろいろ楽しめます。
風のまにまに号

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