グレート・ウォリアーズ

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3/6にテレビ東京でやっていたので録画して観ました。「スターシップ・トゥルーパーズ」のポール・バーホーベン監督でルドガー・ハウアー主演ということだったので、大体の予想はしてたのですが、ものすごくサディスティックでストーリーも支離滅裂なB級アクション映画でした。イグジステンズなどで有名な演技派女優のジェニファー・ジェイソン・リーが出ていたので一応チェックしておきたかったのですが、ルドガー・ハウアーもジェニファー・ジェイソン・リーも、ものすごく若いのでビックリしました。

舞台は戦乱とペストが渦巻く中世ヨーロッパ。戦利品をあげるという約束を反故にされた傭兵たちが国王に反旗を翻し、徒党を組んで領主の城を乗っ取り根城を築きます。反逆軍を率いるマーチン(ルドガー・ハウアー)は王子の婚約者(ジェニファー・ジェイソン・リー)をさらってレイプしてしまうのですが、やがて姫も反逆集団に溶け込んでマーチンと懇意になってしまいます。レオナルド・ダ・ビンチに憧れる発明狂の王子は、最新兵器を投入して姫の奪還を試みますが、失敗して逆に捕らわれの身に。最後には、王子の仲間が城内に投げ込んだ犬の肉からペストに感染して反逆軍は壊滅状態になり、国王軍の救援に救われた王子と姫は燃えさかる居城を後にするのでした。
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このジェニファー・ジェイソン・リー演じる捕らわれの姫がクセもので、すっかり賊軍の仲間に溶け込んで楽しくやっているかと思いきや、王子に「愛してるから助けに来て」というメッセージを送ったりして、2人の男を争わせます。ところが、王子が捕らわれてしまうと態度を一変させて皆の前で「犬だ犬だ」と罵ったり、ルドガー・ハウアーに好意を見せておきながら、彼が最後に仲間の信頼を失って井戸の中に突き落とされてしまった時も、率先して罵声を浴びせます。どちらも自分の身を守るため、その時々の大勢に身をまかせての事なのですが、かわいい顔に似合わずあまりにひどい仕打ちです。
この映画には、他にもこのような力関係が次々に入れ替わり、支配されるものが皆にいたぶられ、安全な立場にいる者が心情から秘かに救いの手を差しのべる、という構図が繰り返し描かれます。最初は捕らわれた姫をルドガー・ハウアーがかばい、次に捕らわれた王子を姫がかばい、最後は追いつめられたルドガー・ハウアーの事を姫がかばいます。単純なアクションや暴力描写よりも、こういうサディスティックなシチュエーション自体で精神的に追いつめてくる映画なので、その辺を覚悟して観た方がいいと思います。
「スターシップ・トゥルーパーズ」でもマッチョな肉体派の主人公と、知能派エリートのライバルが一人の女を取り合うという展開が出てきましたが、この映画の構図もこれに似ていますね。最後までどっちが主役なのかよく分からない点がユニークと言えばユニークかもしれません。ジェニファー・ジェイソン・リーの不敵で生意気そうな表情が個性的で印象に残りました。

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順不同です。 「サブウェイ・パニック」 ジョゼフ・サージェント監督 「ブラック・サンデー」 ジョン・フランケンハイマー監督 「グレート・ウォリアーズ ... 続きを読む

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多摩川のほとりでのんびり暮らす3人家族の日常と果てなき好奇心を綴ったブログです。

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