グレートマジョリタンの巻・第15回

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hyoutan040427-1.jpg海賊は憧れの職業?
ひょっこりひょうたん島のレビューです。魔女にハートを売り渡して魔法の超パワーを得たトラヒゲと海賊4人組たちは、海で海賊業に励んでいましたが、向かう所敵なしの毎曰に退屈を覚えはじめ、今度は陸に攻め込もう、と意気投合します。TV局に乗り込んだガラクータたちは、生放送中の音楽番組をジャックして一曲披露した後、全世界へ向けて「海賊友の会」の宣伝をします。これをテレビで観ていたひょうたん島の子供たちは大喜びで、しきりに海賊友の会に入会したいと言い出してサンデー先生を困らせます。

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ガバチョはこれに便乗して、グレートマジョリタンで海賊友の会の世界大会を開いてはどうか、と魔女たちに持ちかけます。その代わり、自分を大会議長として演説させろ、と要求するガバチョは、そうしないと博士が塔に閉じこめられていることをバラすぞ、と魔女たちを脅しますが、事実に感づいたために逆に魔女たちに捕らえられ、博士と一緒に塔に閉じこめられてしまいます。博士とガバチョはなんとかみんなに事実伝えようと、紙飛行機にメッセージを書いて塔の上から飛ばしますが、誰にも気に留めてもらえません。唯一紙飛行機のメッセージに気付いた海賊たちは、すでに魔女たちにハートを売り渡していたため、逆に魔女たちに告げ口するためにグレートマジョリタンに引き返すのでした。
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今回のお話のポイントは、魔女ペラの次のセリフに集約されています。

野球選手に憧れる子供は野球選手になる
映画スターに憧れる子供は映画スターになる
海賊に憧れる子供は海賊になるわ
この調子だと20年後の世界は海賊でいっぱいよ~
最近でも、サッカーや大リーグで世界的に活躍するスポーツ選手たちの人気はとどまるところを知りません。「筋肉番付」のような番組がゴールデンタイムのレギュラー枠を維持していたことからも分かる通り、優れた肉体能力を駆使して人々の賞賛を集めるスポーツ選手は、現代でも通用する数少ないヒーロー像であり、不況下で先の見えない時代において、唯一子供たちの憧れの職業と言えるのかもしれません。(なんだか衰退期のローマ帝国のコロッセオみたいですが・・)
だからと言って、能力や才能に対する憧れと善悪の判断をごっちゃにしてはいけないよ、というのが今回のお話に込められたメッセージです。最近の話題だとマイケル・ジャクソンの児童虐待疑惑などがいい例ですが、事件の真相を究明することこそ大事であって、そこへ「彼のスター性が偉大だから・・」とか「彼の人柄が好きだから・・」という議論を持ち込んでしまうのはナンセンスだと思います。マイク・タイソンの事件のときも、O・J・シンプソン殺人事件のときもそうですが、スターであることと、事の善悪を混同してしまう風潮はことあるごとに見受けられます。もしもスターであるだけで罪に問われないようなことになってしまったら、それこそ悪魔に魂を売り渡したとしか思えない、異様な世の中だと言えるのではないでしょうか?

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多摩川のほとりでのんびり暮らす3人家族の日常と果てなき好奇心を綴ったブログです。

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