思い出し絵本「車のいろは空のいろ」

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book_soranoiro.jpg今回は「思い出し絵本」のコンセプトにふさわしく、遠い記憶の中から思い出しつつレビューしてみます。空と同じブルーの色をしたタクシーの運転手さんは、色んな町に現れては、いつもちょっと変わったお客さんを乗せて走ります。子供を乗せたり、動物を乗せたり、ときには幽霊を乗せたりして、いつも不思議な事件に巻き込まれてしまうのですが、持ち前の真面目さと優しさで毎回心温まるお話に落ち着いてしまう、という短編集です。子供の頃はそれほど不思議に思わなかったのですが、この運転手さん、お金のない子供や動物まで乗せてしまっているので、もう完全に金銭的な価値観とは切り離されたところで自らの職務を遂行してるんですね。これは今になって考えるとちょっとすごいことです。ボランティア精神というか、私たちにとっての「仕事」観に一石を投じるものがありますよね。

運転手さん自身は至って普通のマイペースそうなおじさんで、迷える乗客の人たちを導いてあげているというよりも、向こうのペースに振り回されていることの方が多かったと思うのですが、一人空色の車に乗って世をめぐっている姿は、「サンタクロース」と同じでどこか超然としたものを感じさせます。当たり前のことをやっているだけなんだけど、いつの間にか特別な存在になってしまう。これこそ「仕事人」の鑑なのかもしれません。

ところで子供の頃は気にならなかったのですが、この運転手さん、家族はいるのか?とか、普段どこに住んでるのか?といったプロフィールは一切謎なんですよね・・。今考えるととても気になります。こんな綺麗な「空色」の車っていうのも、日本では特に珍しいと思うのでちょっと憧れますね。

「車のいろは空のいろ 春のお客さん」あまん きみこ

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youthkeeさんこんにちは!
私はこの作品を小学校の国語の教科書で読みました。
そこでの挿絵はいわさきちひろさんだったので、
この絵をみて驚きました。
絵によってだいぶイメージが変わりますね。

本日、ブログ名を「英語日和」から「お江戸日和」に変更しました。
内容は今までと変わりませんので、これからもどうぞよろしくお願いします。

pippiさん、こんにちは。
そういえば、私も教科書に載っていたような気がするのですが、違う挿絵のバージョンもあったんですね。教科書に載っていたお話だと、車の中に「夏みかん」があって・・・というような話だったと思います。詳細を忘れてしまったので、やっぱりもう一度読んでみたいですね。

それと、ブログ名変わったんですね!私も「風のまにまに号」改め、「Let it be」というタイトルにでもしようかな、と思ったりして・・(というのは冗談ですが、そういうサブタイトルが付いててもいいかな、という程度のアイデアは昨日思いつきました)。

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多摩川のほとりでのんびり暮らす3人家族の日常と果てなき好奇心を綴ったブログです。

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