タイムライン

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dvd_timeline.jpg中世の城壁を発掘していた歴史学者たちが偶然つながったワームホールを通って当時の時代へタイムスリップ、過去の世界で行方知れずになっていた教授を連れ戻すために冒険を繰り広げます。「ジュラシックパーク」と同じくマイケル・クライトン原作のこの作品ですが、楽しみ方のツボも「ジュラシックパーク」と全く同じ、昨日まで自分が発掘していた城壁が、生きた町や人(恐竜)として迫ってくる・・、そういう学者的感動に同調できれば思いっきり楽しめるお話だと思います。ストーリーラインはよくある筋書き通りの展開でしたが、数多くの伏線と緊張感溢れる演出で飽きさせませんでした。なんといっても深夜の要塞で繰り広げられる合戦のシーンで、火矢や燃える投石が飛び交う美しい映像が圧巻でした。なんか「ロード・オブ・ザ・リング」とはまた違ったリアルさがあるんですよね・・。

この映画の場合、よくできたタイムトラベルものの常として、前半部で提示される「伏線」こそが一番大事な部分になっています。婦人と寄り添うように石棺に刻まれていた片耳の騎士は誰か?修道院の壁画を壊したのは誰か?・・等々、主人公たちは数々の歴史ロマンの現場と立ち会うことになるのですが、中でも大きいのが中世の姫とのラブ・ロマンスでしょう。中世の剣を自在に操れるほど肉体派の若い歴史学者が、中世の娘と恋に落ちてしまうのですが、歴史上では彼女が殺されることでフランス軍の戦意が高揚され、カステルガールの決戦で勝利を収めたのだということが分かります。そんな中で繰り広げられる、恋を取るか歴史を取るか、という葛藤こそがこの映画の一番の見どころでしょう。

他にも男顔負けに行動力抜群の女性学者など、個性豊かなキャラクターが多くてなかなか楽しめるのですが、タイムスリップした直後の前半部でバタバタと立て続けに人が殺されてしまうので、観ている方としても全く気の抜けないドキドキ感があります。以前NHKでやっていた「宇宙船レッド・ドワーフ号」というドラマでも、よく中世の騎士と戦うバーチャルゲームが登場していたのですが、やはり欧米の文化圏では「中世の騎士に襲われる夢」というのが、悪夢の定番として定評があるようです。(日本だと「落ち武者の霊が・・」というやつでしょうか?)確かに中世の騎士って、言っても聞いてくれなそうな野蛮なイメージがあるので、怖さ充分ですよね・・。

一点だけ不満を言えば、肝心のタイムスリップのシーンのSFXがちょっぴり手抜きだったような・・。壮麗な合戦シーンの製作でお金使い切っちゃったんでしょうか??

DVD「タイムライン」

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多摩川のほとりでのんびり暮らす3人家族の日常と果てなき好奇心を綴ったブログです。

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