ロンドン・メリルボン駅からほど近いベイカー・ストリートにあるシャーロック・ホームズ博物館。言わずと知れた名探偵を記念して作られた博物館ですが、小説の中でのホームズの住所「ベーカー街221B」とされる場所に建てられていて、2階部分にはホームズの住んでいたアパートの居室等が再現されています。もちろん架空の人物なので、ミュージアム内に展示されているインテリアや物品等は全てイメージの産物に過ぎないのですが、ホームズや推理小説(もしくは名探偵コナン)を愛する者としては、やはり足を運ばずにはいられません。ホームズやワトソンの姿は不在でしたが、家の前にはベルボーイの青年が立っていて、館内にはメイドと執事がうやうやしく働いていました。よほど日本からの観光客が多いのか、彼らは挨拶程度の日本語は普通にしゃべれるし、入館時に何も言わなくても日本語版のパンフレットを渡してくれました。彼らにとって中国人と日本人を区別するのは至難の業のはずなので、よほどの手だれに違いありません・・。


こちらがベイカー街の全景です。映画やテレビドラマに出てくるような、霧に包まれた暗澹としたイメージとはほど遠く、実にすっきりとした見通しのいい通りでした。シャーロック・ホームズの話が書かれた頃には「ベーカー街221B」という番地は存在しなかったのですが、その後の地名変更などの影響で221番地より先まで延長されたのだそうです。


こちらがホームズの居室。二間ほどの小さな部屋にはデスクに応接セット、朝食を食べる窓際のテーブルと、小さくて質素なベッドがあります。ここではホームズの帽子やパイプを身に着けて記念写真を撮ることもできるし、親切な執事さんに写真を撮ってもらうこともできます。




ワトソンが住んでいたとされる3階以降は展示スペースとなっていて、ホームズゆかりの品々や、物語中の名シーンを実物大人形で再現したコーナーなどがあります(←こちらは本気で怖いです)。1階のミュージアム・ショップには記念グッズが所狭しと並べられているのですが、いまいちかわいらしいホームズ人形が売っていないのが残念なところ・・。個人的なおすすめを挙げるとしたら、ホームズ気分が味わえる「探偵帽」と「ホームズ・テディベア」辺りではないでしょうか?


通りを挟んだ向かい側には、他にもホームズ・グッズを取り扱うショップや、ホームズをあしらったカフェなどが立ち並んでいました。もはや、どちらが公式ということでもなさそうなので、せっかくベイカー街まで来記念に、どちらか好きなショップでお土産を買っていけばいいような気がします。その他に見逃してはいけないポイントとしては、地下鉄(Tube)のベイカー・ストリート駅の構内で、壁面の模様が「ホームズ柄」になっていたりと、細々とした工夫が凝らされています。どこかに立っているという「ホームズ像」の方は、そういえば今回見るのを忘れてしまいました。。
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