川西町ひょうたん島ツアー

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RIMG01128/15から三日間、harukaさんの実家で法事があったため夫婦で山形へ帰省していたのですが、その際harukaさんの故郷である川西町で、驚くべきディープな観光ツアーを体験することになりました。米沢駅からほど近い山形県川西町は、ひょうたん島の作者である井上ひさしの生まれ故郷として知られていますが、なんと近年この「ひょうたん島」をテーマにした町おこしが行われているというのです。町内を車で移動していると商店街のシャッターにひょうたん島キャラクターのイラストが描かれていたり、商店の軒先にガバチョやトラヒゲの人形が飾られているのを何度となく目にしました。後で聞いた話によると、これらのオブジェやイラストは、決して無作為に配置されているのではなく、「ひょうたん島」壱番館~六番館と名付けられた商店群がそれぞれミニ博物館を構えていて、順にめぐりながら観光できるようになっているらしいのです。法事も終えた二日目の午後に、そんなディープなひょうたん島ツアーに出かけてみることにしました。

見渡す限りの田んぼが広がるharukaさんの実家から川西町の中心部までは、車で10分ほどかかるのですが、豊かな田園地帯を抜け商店街へと降り立つと、まずはharukaさんのお父様の先導で、お店の前にライオンの人形が置かれた写真店「佐藤スタジオ」へと足を踏み入れました。応対に出てくれた写真店の奥様は、ひょうたん島の話をするとすぐに事情を飲みこんでくれて、川西町商店街で行われている町おこし企画の全貌と、ミニミニ資料館の趣旨等についてこと細かく説明してくれました。
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ひょうたん島 参番館:佐藤スタジオ

各店舗で配布されているパンフレット(ツアーマップ)によると、川西町でミニミニ資料館を設営しているお店は全部で6店舗あり、それぞれのお店の店頭や店内に、ひょうたん島キャラクターの人形が置かれているのだそうです。これらの人形やオブジェは、全て町民たちによる手作りなので、よく見るとひょうたん島オリジナル・キャラクターとは微妙にデザインが違っていたりもします。そこがまた独特な味わいを生んでいると思うのですが・・。

これには実際、著作権の問題等も複雑に絡んでいるそうなのですが、簡単に言うと脚本の著作権は作者である井上ひさしにあるけれど、キャラクターの著作権は人形を管理している「ひとみ座」の方にあるため、その辺がスムーズにいかない一因になっているそうです。シャッターに描かれたイラストの方は、よくよく見るとコピーライトの表記もあり、正式にキャラクター認定されているそうなのですが、毎年発生する著作権料とのバランスを考え、上手に町おこししていく必要があるようです。
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ひょっこりひょうたん島 ミニミニ資料館MAP

さて、そんな中で川西町商工会の人たちが考えたプランが、町民たちによる手作りオブジェと、「ミニミニ資料館」という企画です。ミニミニ資料館は、古くから皆に愛されているひょうたん島になぞらえて、川西町の商店や家々に眠っていた古き良き品々を発掘し、展示しようという企画です。最初に入った写真店では古い時代のカメラを、次に訪れた米屋さんでは昔ながらの農器具類を展示していました。

これらの品々も、骨董品マニアにとってはたまらない逸品ばかりで、店の店主に色々と話を聞き出しながら、町の歴史や特色を知ることができる、というかなりインタラクティブな町おこし企画です。特に、五番館:羽根田酒店で聞いた「通い徳利(注1)」の話などは、聞くもびっくりな古き良き風習で、とても勉強になりました。展示品の詳しい内容やエピソードについては、ぜひ実際に各店舗を訪れて話を聞いてみてください。

さて、そんな感じでマップを手に入れた後の私たち一行は次々にミニミニ資料館の場所を突きとめては車で降り立ち、ひょうたん島めぐりを無事コンプリートしたのでした。壱番館~六番館までに置かれていた各キャラクターは、ライオン・サンデー先生・トラヒゲ・ダンディ・海賊ガラクータの5種類です。
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ひょうたん島 弐番館:わたや商店(米屋)

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ひょうたん島 五番館:羽根田酒店(酒屋)

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ひょうたん島 四番館:酢屋本店(酢屋)

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ひょうたん島 六番館:肉の斉藤(肉屋)

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ひょうたん島 壱番館:日昌堂(薬局)

マップの情報が一部古く、壱番館の「しらぎく」の代わりに薬局の「日昌堂」が引き継いでいるのと、新たに「肉の斎藤」が六番館として資料館を開設していることが分かりました。なぜかトラヒゲが2体になってしまっていたのと、一軒だけお店が開いてなかった酢屋本店で、軒先に設置されていたダンディのサングラスが取れてしまっていたことだけがちょっぴり残念でしたが、その後ミニミニ資料館に登録されていない別のお店のショーウィンドウでガバチョの人形を見つけることができたので、ひとまず安心しました。やっぱりひょうたん島と言ったら、ガバチョがいないとしっくり来ませんよね・・。
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ちょっぴり足の長いドン・ガバチョ・・(?)

肉の斉藤の2階にある「味斎」には、劇団こまつ座の面々を連れた井上ひさしさんが度々米沢牛を食べに訪れるそうですし、今回私たちは食べられなかったのですが、団体で事前予約すれば、川西町の特産品を詰め込んだ「ひょうたん弁当」なんてものも購入できるそうですよ。そんな、ひょうたん島ファンにとっては見逃せない町・川西町に、ぜひ皆さんも「ひょうたん島ツアー」へ出かけてみませんか?普通の観光地めぐりでは味わえない地域の顔に出会えるのに加えて、町民の皆さんがいかに「ひょうたん島」を愛しているかがひしひしと伝わってくること請け合いです。

※川西町や米沢観光のその他の写真はこちらからご覧ください。

(注1)・・・その昔、酒蔵から直接民家にお酒を届けていたため、飲み屋にマイボトルを置くように、表面に名前を書いたマイ徳利=通い徳利なるものがあったそうです。

<関連サイト>
山形県川西町ホームページ
川西町観光協会<ダリヤリズム>

コメント(6)

ありがとうございます。壱番館の日昌堂です。わざわざあんなに詳しく書いて頂きまして、うれしいです。
私も、もっともっと派手にばんばんやろうと、言っていますが
なんか商標とかが、あってお金と、著作権とかがあり、これ以上できないんだそうです。
今後も会長のわたやさん(お米屋さん)に相談して、一生懸命町起こしをしたいと、おもいますので、よろしくお願いいたします。

コメントありがとうございます。
日昌堂さんは後発ながら、ガラクータの人形は一番迫力がありましたよ!マイナーなキャラクターであるガラクータをPickUpしているところがさらに気に入りました。わたやさんとは一番たくさんお話を伺うことができて、その熱意の高さが十分に伝わりました。私たちも影ながら応援していきたいと思いますので、これからもぜひ頑張ってくださいね。

初めてコメントさせていただきます。
ひょうたん島ミニミニ資料館五番館の羽根田酒店と申します。昨年はご来店いただきまして有難うございました。そしてブログに当店や川西町の商店をご紹介いただきまして有難うございます!
一つお知らせなのですが・・
当店は「トラヒゲ館」なので、何かトラヒゲに関するものでオリジナルの商品などを作れないものか・・・と色々と考え、この度、川西町の美味しいお酒で【純米大吟醸 虎髭 】という羽根田酒店オリジナルのお酒を発売することになりました。
4月3日に発売の予定です。当店のブログURLを入れておきましたので、良かったらのぞいてみてください!どうぞ宜しくお願いします。

hanepiさん、はじめまして。
(昨年の夏になりますが)おじゃました際には親切に色々と説明していただき、ありがとうございました。オリジナル純米酒「虎髭」のアイデア、ほんとにいいですね。漢字で「虎髭」と書くところが渋くてまたいいと思います。ぜひ商品化を楽しみにしていますので、発売の際にはまたお知らせください。
ブログの方もちょくちょくチェックさせていただきます!

hanepiさんはじめまして。ブログ拝見しました。虎髭楽しみですね!地元のものを盛り上げていく活動が地域に根ざしていて素敵ですね。実は私の弟が昨年の秋から樽平酒造で働いてましてなんだかご縁をかんじました。川西に帰省した際には遊びに行かせてください。

youthkeeさま&harukaさま
お返事書いて頂きまして有難うございます。
樽平酒造さんには日頃から大変お世話になっておりますが、弟さんがお勤めとはビックリです!

4月1日に井上ひさし先生が川西町にいらっしゃるので、「虎髭」のご報告ができたらいいなぁ。。と思っております。ドキドキです。
川西にお帰りの際はぜひお立ち寄り下さいませ。お待ちしております!!

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多摩川のほとりでのんびり暮らす3人家族の日常と果てなき好奇心を綴ったブログです。

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