サマータイムマシン・ブルース

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楽しみに見ていた下北サンデーズが1話分前倒しで再終回を向かえてしまい、心にぽっかり穴が空いていたところ、スカパーで同じく演劇っぽいノリのこの映画がやっていたので見てみました。下北サンデーズの最後の舞台がかなり面白そうな内容だったにも関わらず、ほとんど本編を見ることができなかったので、軽い消化不良状態になっていたのです。今公開中の「UDON」でも話題の本広克行監督が、佐々木蔵之介を始めとした劇団出身者を数多く集めて作ったこの作品、そもそも演劇として上演されていたものの映画化なのだそうです。それもそのはず、ストーリーはほとんどとある大学の部室(SF研)でのみ繰り広げられ、ギャグなのかSFなのか分からないゆるーいテンションで全編引っ張ります。タイムスリップの理論や伏線は結構緻密に練られているので、演劇的な一体感で世界観に巻き込むならありかもしれませんが、映画ならではの見せ方としては今一歩工夫が欲しかった気もします。ただ、ロケに使われた香川県の善通寺という町(銭湯と名画座しか行く所がない・・)の持つ気だるい雰囲気だけは、星新一も顔負けの異世界をかもし出していたと思います。

舞台が本広監督の出身地の香川県であること、そして劇中に一瞬だけ出てくる「松井うどん」といううどん屋の存在が、最新作の「UDON」につながっているんですね・・(※Wikipedia参照)。全く人がいなさそうな、さびれたキャンパスの描写もさすがですが、こうした舞台設定がタイムスリップに都合のいい環境を作り出しているとも言えます。そして、真っ白い校舎に付けられた時計台は、バック・トゥ・ザ・フューチャーへのオマージュなのでしょう。

瑛太やスウィングガールズの上野樹里といった若手注目株の俳優が名を連ねているのも見どころですが、個人的には東京フレンズでもおなじみの真木よう子がいい味出していたと思います。(演技は3人とも至ってナチュラルですが・・)上野樹里は来月から始まる「のだめカンタービレ」のドラマ主演が決まっているそうで、ますます人気が高まりそうですね。

<関連サイト>
ヨーロッパ企画

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多摩川のほとりでのんびり暮らす3人家族の日常と果てなき好奇心を綴ったブログです。

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