渋谷の大型書店をふらっと歩いていたら、とても気になる本がありました。帯に書いてある言葉にドキリとしました。「相当に気が早い現行憲法への鎮魂。」え?日本国憲法なくなってしまうの・・?と思いました。もちろん森達也さんは「憲法9条が必要」という意見なのですが、その帯のコピーは絶妙ですね。私たちの世代は親も戦後生まれ、学校教育や映画で戦争のむごさや醜さをさんざん教えられてきました。特に憲法9条は世界に誇れる平和憲法とされています。その9条をなくしてしまおうという動きは残念でたまりません。9条についての議論がなされると「攻撃されたらどうするんだ!」という意見が特にマッチョな男性陣からでてきます。私はそのときは仕方ないという考えですが、本書でそれと同じ考え方をはっきり明言している方がいました。元DJでファッション界のカリスマといわれている藤原ヒロシさんです。
森さんとの対談のなかで藤原さんは「武器を持たないことはかっこいい」といいもし他の国にせめられたら「あきらめる」ときっぱりいっています。でも武器を持たないことの代償として攻撃されたらあきらめるという潔さを持ち合わせるという考え方です。一国の代表、総理大臣という立場ならそんなことは言ってられないかも知れません。でも国の代表なら国民の意見を反映するという勇気を持ち合わせてほしいと思います。そう願わずにいられません。
以前、youthkeeさんがこちらで紹介した「憲法九条を世界遺産に」という本は芸人太田光さんと美大の教授でもある中沢新一さんからの切り口ですが、ドキュメンタリー作家の森さんの切り口はかなりの迫力があります。9・11から5年後のニューヨークを訪ねることしかり、年明けの天皇の一般参賀に天皇家のふん装をするお笑い芸人と出かけたりいろんな方と対談したり・・とその行動はドキュメンタリー作家の枠をこえていて私たちに今の現状をその目で見てことこまかに教えてくれるジャーナリストだと思います。
この本を太田さんがよんだらきっといい意味で悔しがるのではないでしょうか?太田氏、森氏お二人の対談なんかも今後期待したいなと思います。とにかくこの本はおすすめです。
風のまにまに号

こんにちは「日本国憲法2.0開発部」です。
いま安倍政権は、「国民合意なき改憲工程」のレールを“暴走”しています。
6月23日までに憲法改正の手続である国民投票法案が強行採決されそうです。7月の参院選で野党を過半数にしてこの暴走を食い止めなければ、日本は暗く深い淵に転落してしまいます。
こんな限界状況の中、私たちは、自民党の憲法改正案と異なり、世界の安全と幸せを本当に実現するための改憲案「日本国憲法 2.0」を、情熱を込めて開発し、2006年2月6日、世に投じました。
この憲法草案を発表して以来、何万人もの人が見てくださり考察してくれました。
「改憲など絶対だめよ!」という護憲派の人も、「改憲を急ぐべきだ!」という改憲派の人も、どちらでもない人も、ぜひご検討ください。