ほぼ週一回のペースで通っていた、きづきかんの整体講座も4回目を迎え、とうとう最終回へ・・。これまでに習った体操を仕事の合間などに取り入れることで、随分と日頃の疲れが楽になっていたので、自分にとってはかなり為になる講座だったと言えるのですが、中には一度で理解し、習得するのが難しいものもあったので、行くたびに思い出し、復習する機会が持てるのは貴重な体験でした。講座が終盤に差しかかるに連れ、実際に体を動かすワークショップよりも、聖然流『子育ての極意』といった観念的なお話がメインになってくるのが、この講座の面白いところ。元々この「母なる骨盤」講座は、出産前後の母体の健康と合わせて、整体の考えに基づいた赤ちゃんの扱い・抱っこ法、さらには自然で健やかな子育ての秘訣まで教えてくれる、幅広い入門コースなのです。「風邪の効用」で知られる野口整体の理論をそのままに、自然に逆らうことなく子育てを実践したところ、「どうやったらそんなに上手に子育てができるの?」と周囲に聞かれるようになったことから、整体の指導に加えて、子育てのワークショップまで始めてしまったという経緯を持つ聖然先生。あくまで子どもの目線に立った先生のお話は、聞くたびに気付かされることが多いのですが、先日AERAの取材を受け、近日記事が掲載されるそうなので、そちらもぜひ見逃さずチェックしたいと思います。
赤ちゃんを抱っこしたり、移動させるときに腕の力だけでグイと持ち上げてしまうと、不安定感が子供にも伝わり、たちまち泣き出してしまったり、嫌な気分が残り続けてしまったりするそうです。そんなときにも、整体のワークショップで習った『体の中心から動く』方法を活用して、力を入れずとも安定した姿勢で支えてあげると、赤ちゃんも安心していつもにこやかでいてくれるのだとか・・。
そういった安定した赤ちゃんの扱いを実践するために、ペットボトルを入れたビニール袋を小指に引っかけて持ち運ぶ訓練や、背中にタスキをかけて、腕や肩の力ではなく、肩甲骨や背中から自然に腕を動かす訓練法を教えてくれて、まだ子供がいない自分でも楽しみながらシュミレーションすることができました。物理的に赤ちゃんに不安を与えないのももちろんのこと、常に赤ちゃんに気を配り、見ていてあげることが何より大事なのだそうです。
自然界にある力や、自分の体に元々備わっている力を使って、それを引き出してあげることで、体を本来の調子に戻すのが整体の考え方ですが、それを子育てにも当てはめると『子供の力を使って子育てをする』ということになります。子供に「ああしなさい、こうしなさい」と言うのではなく、子供の心の声を聴いて、子供がほんとうに望むことをさせ、伸ばしてあげれば、親にも子にもストレスがなく、自然な子育てができるというのです。
言うは易く、実際に実行するのはそうそう簡単にはいきそうにありませんが、私も来月に第一子の誕生を控え、まずは子供の声ならぬ、自分の『体の声』を聴くことから始め、少しづつ実践できればなぁ、と思っています。野口整体において、体の声を聴くことは何よりも基本となるのですが、日頃の忙しさにまみれ、PCや携帯といったデジタル製品に依存してしまっている現代人にとっては、勘を取り戻すのがなかなか難しいものです。
聖然先生が教えているように、意識を集中するだけで体全体の調子を『観る』ことができるカラダスキャンが思い通りにできるようになれば、病院のCTスキャンもそうそう必要なくなりそうですよね・・。
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