未視聴だったディズニー映画「リロ&スティッチ」を見てみました。冒頭からスター・ウォーズ顔負けの宇宙船バトルがはじまり、何やら今までのディズニー・アニメとは一味違った雰囲気・・。さらに物語の舞台がハワイのカウアイ島だというのがまた面白い。マナ・カードなどでも注目が集まるハワイの伝統文化ですが、作中でリロが踊っているフラ・ダンスも、ひょうたんの太鼓や詠唱(メレ)が唱えられたりと、極めて古典フラに近いスタイルが踏襲されています。宇宙一凶悪なエイリアンとして、ただ都市文明を破壊するためだけに作られたスティッチでしたが、四方を海に囲まれ、大自然溢れるカウアイ島には『破壊すべきもの』が何一つなかった・・。そんな境遇で、複雑な家庭に育つリロとスティッチが、孤独を抱えるもの同士、大切な家族愛に目覚めていく姿は、涙なしでは見られませんが、随所に盛り込まれたギャグや遊び心がほどよい笑いを与えてくれます。スティッチの持つめちゃくちゃなパワーが、田舎であるがゆえに中和されてしまうという設定は、ペンギン村のアラレちゃんを思い起こさせるし、いつもリロやスティッチたちのトラブルに巻き込まれ「アイスを食べることができない」おじさんなど、ちょい役に至るまで笑いのツボをわきまえてますよね。TDLでの新アトラクションや、10月からはじまる日本版アニメ「スティッチ!」など、止まることを知らない人気ぶりですが、ぜひ今後も注目してみたいと思います。
風のまにまに号

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