みんなが幸せになるホ・オポノポノ

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ハワイに伝わる癒しの秘法 みんなが幸せになるホ・オポノポノ 神聖なる知能が導く、心の平和のための苦悩の手放し方最近各所で話題の「ホ・オポノポノ」の公式本とも言える、イハレアカラ・ヒュー・レン博士の「みんなが幸せになるホ・オポノポノ」を読んでみました。ホ・オポノポノについては、セミナーに行ったという知り合いの人に話を聞いて興味を持ったのですが、何でも4つの言葉を繰り返し唱えるだけであらゆる問題が解決するという不思議な話・・。これはきちんとテキストを読んでみないと分からないな、と思って取り寄せたのですが、早速発売間もないこの本自体が入手困難になってるところが、世間の注目度の高さを感じさせます。ホ・オポノポノは、マナ・カードのカードにもなっているのですが、ハワイに古くから伝わる問題解決法で、対話や話し合いを意味します。本書では、それをさらに発展させ、誰もが自分一人だけで行える実践法として体系化された「セルフアイデンティティー・ホ・オポノポノ」について書かれていて、その意味ではホ・オポノポノの中でもさらに特殊な概念を扱っていることになります。

セルフアイデンティティー・ホ・オポノポノの基本は極めて単純で、「ありがとう(Thank you.)ごめんなさい(I'm sorry.)許してください(Please forgive me.)愛しています(I love you.)」この4つの言葉を繰り返し発するか、もしくは心の中で唱えるというものです。ここで、誰に対してこの言葉を言うのか、というのが難しいところなのですが、セルフアイデンティティー・ホ・オポノポノでは全ての問題は自分の中にあると考えるので、自分に向かって(正確には自分のインナーチャイルドに向かって)「ありがとう」とか「ごめんなさい」と言わなければならないのです。

ホ・オポノポノは、あらゆる悩みや人間関係、病や地球環境までも癒すと言われているので、ついつい問題の焦点となっている他人に対して(Aさんとの関係がうまくいってないならAさんに対して)「ありがとう」と言ってしまうのですが、Aさんとの関係がうまくいかない原因も、自分の中にある過去の記憶と結びついた先入観や思い込みから来ているので、この記憶をクリーニングして浄化するというのです。

過去の記憶を浄化し、クリーニングすることが、仏教で言うところの「空」の状態へとつながり、自分の中の神聖なる知能からインスピレーションを受けることができる・・等々、とここから先の説明はやや難解になってしまうのですが、確かに先入観や思い込み、または過去の良くない思い出等が、人の行動を左右するという点には、誰しも心当たりがあるのではないでしょうか?

この本に多数収録されている多数のホ・オポノポノ体験談の中でも、特に印象的だったのが、インナーチャイルドをめぐる『よしもとばなな』さんの体験談です。セルフアイデンティティー・ホ・オポノポノでは、自己の内面にある潜在意識をウニヒピリと呼び、幼い子供のように慈しむように指導しています。よしもとばななさんの場合、その多感な感性によって子供の頃から『内なるもう一人の自分=インナーチャイルド』の存在に気づいていて、そのために逆に日常生活に支障をきたすなど、色々と苦労をされたそうです。

私たちも小さい頃にはきっとこのような『内なる自分の声』に敏感で、心のままに生きていたかと思うのですが、大人として社会生活を送るうちに、いつしか世の中の都合や建前のために、心の声を無視するようになってしまうのではないでしょうか?よしもとばななさんのように、センシティブにそれを認識することは無理だとしても、自分の中のインナーチャイルドを少しずつイメージし、今までないがしろにして、傷つけてきて「ごめんなさい」と言うところから始めるのが、分かりやすいホ・オポノポノの入門法ではないかと思いました。

ヒューレン博士へのインタビューという形で書かれたこともありますが、ヒューレン博士自身の体験や、セミナー参加者の方々の体験談ばかりがクローズアップされ、理論的な説明や具体的な実践法の部分がやや物足りない印象も受けますが、これについてはまだ日本での歴史も浅いので、今後の展開に期待したいところではないでしょうか?何より、ここ1、2年の間に多くの人々がネット等を通じてヒューレン博士やホ・オポノポノとめぐり合い、人生の転機を迎えてきたという事実が生々しく感じられる、エキサイティングな一冊となっています。純粋なルポとして読むのも、ぜひオススメです。

<関連サイト>
セルフアイデンティティ ホ・オポノポノ(SITH) アジア 公式ウェブサイト

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多摩川のほとりでのんびり暮らす3人家族の日常と果てなき好奇心を綴ったブログです。

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