昴、ハワイへ行く(2)

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hawaii20100406-1.jpgハワイ旅行2日目は、この旅行の一番の目的でもある「ハワイ島一周ツアー」に参加しました。自然豊かなパワースポットでもあるハワイ島で、まずは女神ペレが住んでいると言われるキラウエア火山に行きたかったのですが、交通の手段が限られるハワイ島では自力での移動が困難・・。さらに危険な火山地帯なども多いため、小さな子供連れで参加できるツアーは数少ないのです。ところが、今回申し込んだジャックスツアーズの「ハワイ島一周ツアー」なら、1歳児からでも受け入れてくれたし、1日でハワイ島をぐるっとバスで一回り!まさにハワイ初心者なら老若男女幅広く楽しめるお得なツアーなのです。昴も念願のキラウエア火山の火口を臨むことができて、大喜び・・。やや早足ではありますが、ガイドさんの博識豊かなトークも面白く、非常に密度の濃い一日を過ごすことができました。

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まだほの暗い朝日の昇る早朝から、ホテルの前へ集合。「ジャックスツアーズ」のロゴの入ったこの大型バスで、ハワイ島一周の旅へ出発します。参加者をピックアップするポイントは複数あるため、全員をホテルに迎えに行くまでに1~2時間ほどかかってしまうのですが、おかげで高級リゾートである西海岸地域のフォーシーズン・ホテルなども垣間見ることができて、色々と勉強になりました。

この日の参加者はバスいっぱいのほぼ満席!オフシーズンなのに結構な人気ぶりだと思うのですが、ご高齢の方も多かったようなので、やはり家族連れでも安心して楽しめるツアーだということがよく分かります。最初の目的地であるパーカー牧場へ行くまでは、ひたすら西海岸のコナ地域を走るのですが、見渡す限りの黒い溶岩大地は何度見ても圧巻でした。観光客たちが黒い大地の上に白い珊瑚を並べて残したという『サンゴの落書き』がバスの窓からも見えて、待ち時間に疲れた皆の空気を和ませていました。

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コナから内陸に進み、ハワイ島北部へ突入すると、次第に起伏の激しい山間地帯に入っていきます。緑豊かなこの地域では、アメリカ本土から呼び寄せたカウボーイたちにより、大規模な牧場を作り上げたという歴史があるそうです。今では観光地となったパーカー牧場(パーカー・ランチ)で停車して、まずは最初のお買い物タイム・・。今ではアメリカ最高級と言われる肉牛のビーフ・ジャーキーや、ハワイならではの『白いハチミツ』などをお土産に買ってみました。

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続いて東海岸の方へ抜けると辺りの風景は一変・・。さらに緑が多くなって、まさに南の島の楽園といった感じになってきました。荒涼とした西海岸と比べるとまさに『天国と地獄』ですね!ガイドさんも、ハワイ島には「7つの気候」があると言っていましたが、同じ島の中で様々な景色が楽しめるのもハワイ島の魅力の一つだと思います。

次のスポットである『レインボー・フォールズ』では、月の女神・ヒナが住んでいると言われる美しい滝と、その下にある洞窟を見ることができました。停車してすぐに滝を見ることができるので、バスや車で回るにはぴったりの立地だと思いますが、まさに神話の女神が出てきそうな神秘的な雰囲気が感じられました。残念ながら、この日は虹を見ることはできませんでしたが、私の中では前日に機内で見た「カールじいさん」に出てくるパラダイス・フォールとオーバーラップしてしまい、不思議な感慨があったのです。

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続いて訪れたのはヒロの街の郊外にある「ビックアイランド・キャンディーズ」。美味しいと評判の高いこのお店のクッキー、ハワイ島でしか買えないのでとても貴重だという話だったのですが、後でホノルルへ行ったら本当に売ってなかったので、もっと買っておけばよかったと後で後悔しました。お店に入るとまずは試食のクッキーとコーヒーでお出迎え・・。本場のマカデミア・ナッツの入ったこだわりのクッキーは本当においしいのです。

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様々なクッキーやお菓子のラインナップを揃えた店内では、きらびやかな包装が並んでいて、お土産を選ぶにも思わず悩んでしまいます。工場も兼ねているこちらの本店では、クッキーを作っている様子も見ることができて、工場見学も一緒に楽しめます。南の島に来て、こんな魅惑のお菓子工場を見学できるなんて、まるで「チャーリーのチョコレート工場」みたいですよね!

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昴はというと、庭の草原で元気に走り回ったり、みんなに愛想を振りまいたりして、この辺りからすっかり皆の人気者に・・。その後はナニマウ・ガーデンズという植物園に移動してビュッフェランチをいただきました。食券を渡すと美味しい料理とフルーツ、ケーキが取り放題なのですが、ここでも出発までの時間が限られているので、ついつい焦ってしまいます。

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昴も大人用のスプーンを使ってパクパクとご飯とデザートを平らげていました。余った時間で植物園を散策することもできるのですが、さすがに南国といった感じのトロピカルな風景が広がっていて、ハワイらしい気分を満喫できます。私たちは屋外の席を選んだので、そんな美しい景色を眺めながら、本場のコナ・コーヒーで贅沢な食後の一時を堪能しました。

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そして、いよいよ旅のクライマックス、今も噴煙と溶岩が猛威を振るうキラウエア火山へと向かいます。キラウエアへ近づくに連れ、どんどん標高が上がって風景も一変します。またもや荒涼となってきた大地には、あちこちから湯気が立ち上り、展望台のあるジャガーミュージアムへ着く頃にはすっかり雲が眼下に広がるほどの高さまで来ていました。

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キラウエア周辺一帯が「ハワイ火山国立公園」となっているのですが、この小高い崖の上に建つジャガーミュージアムの展望台からは、巨大な「ハレマウマウ火口」を望むことができるのです。もくもくと噴煙が登る火口の躍動感も去ることながら、見渡す限り切り立った地形が広がるスケールの大きな風景は、まるで太古の時代にタイムスリップしたかのような迫力がありました。

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ミュージアムの中には火山の模型やメカニズムを説明する資料の他、ハワイの神話を読み解く絵巻物なども展示されていて、キラウエア山に住む女神ペレと、マウナケア山に住む女神ポリアフとの戦いの歴史などが描かれていました。情熱的な「火」の女神であるペレに対して、「すばる展望台」があるマウナケアに住むと言われるポリアフは「氷」の女神。まさにハワイ島の『陰と陽』を司る象徴なんですね・・。

館内には「ペレの髪の毛」と呼ばれる物体も展示されていたのですが、なんとこれ、溶岩があまりに速いスピードで固まって凝固したため、細い繊維状になってしまった物だというのです。まさにキラウエア火山のダイナミックさを物語る証拠と言えそうですが、ハワイ島の実情を考えると色々と感慨深いものがあります。キラウエア火山が活動を続けるハワイ島では、今も至る所で溶岩が道路や町を飲み込み、地形を変え続けているのです。

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続いて火山公園の反対側へ移動してサーストン・ラバ・チューブ(サーストン溶岩トンネル)へ行きました。ここは溶岩流が作り出した天然のトンネルで、うっそうと草木が生い茂る森の小道を下って行くと、鍾乳洞にも似た立派なトンネルを端から端まで通り抜けることができます。こういった溶岩トンネルはハワイ島のあちこちにあるらしく、今回案内してくれたガイドさんの家の近くにも小さな溶岩トンネルがあるという話だからほんとに驚きですね・・。

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ドキドキの火山地帯を後にして次に向かったのは、ハワイ島南端にも近い場所にある黒砂海岸、通称「ブラックサンド・ビーチ」。この海岸では、砂浜の砂が溶岩でできているため、真っ黒なのです。運が良ければウミガメに会えるかも・・、と言われていたのですが、ラッキーにも2匹の海亀に出会うことができました。右側の写真、昴の後方にかわいいウミガメさんが写っているの、分かりますか?

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海岸沿いに島を北上し、コナ地域へと戻りながら旅の最後に立ち寄ったのが「ロイヤル・コナ・コーヒー・ミュージアム」。コーヒー園に併設されたこのミュージアムでは、古いコーヒー・ミルなどの機械が展示されている他、何種類ものコナ・コーヒーを無料で試飲できるのです。

併設されたショップでは、テイスティングした各ブランドのコーヒーを買うことができます。種類によって「100%コナ」や「10%コナ」など色々ありますが、100%コナで粉一袋が$16ほど・・。オアフ島のホノルルで買うよりはだいぶ安いので、本当にお買い得です。(もちろん日本で買うより断然安いです!)本場で味わうコナ・コーヒーやマカデミアナッツはほんとに美味しいので、思わずやみつきになってしまいますね・・。

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そんなわけで、早足でぐるりと回ったハワイ島一周の旅でしたが、バスの中でも昴も比較的大人しく、ガイドさんや皆さんの暖かい協力もあって、子連れでも楽しく快適な旅を楽しむことができました。たった一日でハワイ島の色々な顔を見ることができたので、ハワイが初めての私たちにとってはピッタリのツアーだったかもしれません。そして、終始飽きないトークと面白い身の上話で盛り上げてくれたガイドのローズさん、本当にありがとうございました!

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さて、ハードな一日ツアーを終えた後は、夕食を求めて再びアリー・ドライブ沿いをぶらついていたのですが、ふと「IZAKAYA」という看板を見つけて、「今日は日本食にしよう!」とのれんをくぐりました。おんぶしていた昴がちょうど寝てしまったこともあり、久しぶりに夫婦で一杯やりたい気分だったのです。居酒屋「海想」は、日本人の女将さんのいる落ち着いた感じのお店でしたが、ハワイ人のシェフもいるためか、中には風変わりな日本食メニューも・・。

「ボルケーノ・ロール」と名付けられたこの太巻き、なんと火山をイメージしたお寿司ということで、トロトロのチーズと唐辛子が乗せられたピリ辛ロールなのです。食べると昼間見てきたキラウエア火山のダイナミックな躍動感がありありと思い出されました。まさに火山とともに生きるハワイ人ならではのユニークな発想だと思いませんか?

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多摩川のほとりでのんびり暮らす3人家族の日常と果てなき好奇心を綴ったブログです。

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