ハワイ旅行3日目は、ハワイ島のコナ空港からオアフ島のホノルルへと移動しました。ハワイの玄関口といえばホノルルとワイキキビーチというイメージが強いですが、私たちの場合、初めてのハワイ旅行ながら順序が逆になってしまったので、ようやくハワイらしいビーチでの休日を過ごすことができました。昴も初めて見る海の水を最初は怖がっていましたが、パパやママに抱っこされて一緒に海の中まで入り、楽しそうにキャッキャと水遊びをしていました。宿泊先のヒルトン・ハワイアン・ビレッジは、ホテルの敷地内だけでもレストランやショッピング施設など一通り揃っているので、のんびりリゾート気分を満喫できました。何より感動的だったのが、ワイキキビーチから見る夕焼けの美しさ・・。以前からイラストなどでは目にしていましたが、ハワイで見る夕焼けは本当に特徴的な色合いとグラデーションを持っていることがよく分かります。この日は、日が沈み、移り行く空の色を飽きもせずいつまでも眺めていました。


朝早く起きてパッキングを済ませ、ホテルから送迎のバンに乗せられてコナ空港まで向かう途中、視界には常に巨大な山肌が見えていましたが、ガイドさんの話によると、この山こそがコナ地域一帯を溶岩大地へと変えたフアラライ火山だというのです。フアラライ火山は、別名「恥ずかしがり屋さん」。常に立ち込める噴煙に包まれて、山頂が決して見えないのだとか・・。


空港の荷物検査では靴まで脱がされる徹底ぶりで、ちょっぴり戸惑ってしまいましたが、空港の係員さんたちはとってもフレンドリーで、接客にもユーモアのセンスが溢れています。係員のお姉さんが昴の顔を真剣に見つめながらチケットに何やら書き込んでいるかと思ったら、なぜかこんなかわいらしいフェイスマークを・・!ちょっと似顔絵のつもりだったのでしょうか?そんな昴は、飛行機の出発まではまだ時間があったので、空港内を所狭しと走り回って遊んでいました。


空港内のカフェで朝食がてら軽食を取ったのですが、このカフェも実に親しみやすく、ハワイらしいのんびりしたムードが満点なのです。スクランブルエッグやベーコンは、頼むと店員のおばさんがお好みの焼き加減で炒めてくれて、ハワイ版のラーメン「Saimen」も、注文するとおばさんがお湯を入れて、その後レンジでチンしてくれました。それもこれも、おばさんが全て一人でやっているので、何だか悪い気がしてしまうんですよね・・。Saimenは、あっさり味の蕎麦みたいな食感で、ぜひお勧めです。


コナ空港からホノルル空港までは2時間ほどのフライトなので、あっという間でしたが、窓から見える海面にゴミのような粒がいっぱい浮いているのが気になりました。よくよく見るとゴミではなく、細かい波しぶきだと分かったのですが、遠い上空から見ると波がゴミくずみたいに静止して見えるんですね・・。それだけ海が澄んで綺麗だったということかもしれません。
ホノルル空港へ着くと送迎のハイヤーに乗せられて宿泊先のヒルトン・ハワイアン・ビレッジへ・・。荒涼としたハワイ島とはあまりに違う都会の風景に戸惑いながらも、着いた先はまるでディズニー・ランドのように整備された一大リゾート施設でした。ロビーでチェックインすると、たくさんの建物郡から成るこのテーマパークのパスポートを手にすることができます。


部屋の中はこんな感じ・・。コナで泊まったホテルよりはちょっぴり広くなった室内では、昴が大喜びで走り回り、ベッドの上でピョンピョン飛び跳ねていました。この部屋のテラスからも、わずかにですがオーシャンビューが眺められ、ワイキキビーチに広がる太平洋を部屋から直に見ることができます。


ホテルの敷地内にも大きなプールバーがありましたが、せっかくワイキキに来たのだから、まずはビーチに行こう!ということで、ホテル内のHISで借りたベビーバギーに昴を乗せて、海岸までまっしぐらに向かいました。ホテルの部屋から徒歩3分で太平洋まで出られるのは、やっぱりいいですね。


ヒルトンからビーチへ出るとすぐに見えるのが、この「TROPICS」というこのカフェバー。夜になると延々と生演奏のライブをやっているので、ムードたっぷりでぜひお勧めです。今回はランチということで、ビーチのもう少し先まで足を延ばし、テイクアウト系のお店で軽い昼食を買っていくことにしました。このビーチ沿いには、自然豊かな公園などもあり、木陰でゆっくり過ごすこともできるのです。

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そこで買ってみたのが、本日のおススメ「ハワイアン・チョップステーキ」のランチプレート。量が多多いだろうことはすでに学習していたので、一人分にライスだけ追加して3人で分け合うことにしたのですが、本当に予想通りの超大盛りでした。公園の敷地内では見たこともない野鳥(?)が歩いていたりして色々と驚かされます。一瞬、ジュラシックパークに迷い込んだのかと錯覚してしまいました・・。


昴はビーチに来る途中で寝てしまったので、harukaさんと2人で腹ごしらえしてから、ビーチで場所取りポイントを探すことに・・。ビーチ仕様のバギーではなかったので、砂浜を移動するのは苦労してしまったのですが、船着場まで続く一本道があったので、その付近に拠点を置くことにしました。


ようやく目を覚ました昴もビーチでお昼ご飯を食べてから砂遊びを開始・・。まだ打ち寄せる波は怖いらしく「キャー」と逃げてしまうのですが、砂の感触はとにかく楽しいらしく、ペタペタ触ったり、撒き散らしたりして、飽きもせず遊んでいました。


昴の興味の的はそのうちビーチに舞い降りるハトの方へ・・。ハワイではまるで平和の象徴のような真っ白いハトがたくさんいるのですが、日本でも鳩や鳥が大好きだった昴は夢中でハトを追いかけます。大勢の観光客が見守る中、トコトコと歩く昴の追跡劇はどこまでも続くのでした。


砂だらけになった体を公園の水道で洗い、いったんホテルの部屋に戻る昴。行く先々で愛想を振りまくので、すっかり外国人観光客の人気者になっていました。そして、なんとホテルの敷地内では時間限定でフラミンゴが見られるエリアなどもあり、まるでホテル全体が動物園のような賑やかさなのです。動物好きな子供にはたまらないアトラクションですよね。


ホテルで一休みしてから夕食前に再びビーチへ・・。夕暮れ時が近づいていたので、急いでビーチへ向かったのですが、見渡す限りのビーチへ沈む日没前の夕日を見ることができました。この美しい夕日には誰もが立ち止まり、携帯やカメラを向けていました。
そして、日が沈んだ後の移り行くグラデーションもまた、なんと美しいことでしょう?私はいつもPCのデスクトップでiGoogleの「Beach」というテーマを眺めていたのですが、これはまさしくハワイから見た夕焼けの色彩そのものではありませんか。作者が実際にハワイのビーチをモデルにしていたかどうかは分かりませんが、知らずのうちにいつも絵に見ていた場所に自分が来てしまったようで、そんな偶然に思わずビックリしてしまいました。


空には満月に近い月が登り、ヤシの木が茂るヒルトンのプライベート・ビーチの方では、夕日が水面に移りこみ、得も言われぬ美しい光景を作り出していました。


夕食は昼間通りがかった「TROPICS」で生演奏を聴きながらディナーにしました。頼んだのはエビ入りのペンネ・ポモドーロとフィッシュサンド。どの料理も実に美味しく、待っている間に昴が飽きないようにとシールセットとクレヨンをプレゼントしてくれたりと、子供向けのサービスも充実しています。
さすがに人気なので、入店までに待ち時間がありましたが、愉しい生バンドの演奏を間近で聴きながら、ソファに座って順番を待てるので、特に長いとも感じず、逆に贅沢な時間を満喫できるのが嬉しいポイントでした。
そんな、ゆったりと素敵な夜を過ごしながらホノルルでの1日目が終わろうとしていましたが、この時私たちはその後自分たちの身に起こる意外な出来事を知る由もなかったのです・・。(続く)
風のまにまに号

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